ミネソタ州ミネアポリスで行なわれたMTNS2016 (International Symposium on Mathematical Theory of Networks and Systems)に参加しました.
M2の阿部が報告いたします.

足立研からは以下の発表を行ないました.

  • K.Urata and M.Inoue: Solidifying and Expandable Network System Constructed by Interconnection of Gamma-Passive Systems
  • Y.Abe, M.Inoue, and S.Adachi: Subspace Identification Method under LMI Constraint

MTNSはECCと比べるとかなり人数が少なく,学会名の通り,制御分野の中でも数学よりの内容が多い学会でした.
先日亡くなったカルマン教授の追悼講演も急遽行なわれました.

私はECCに引き続き,2回目の国際学会での発表でした.
英語力はまだまだ乏しいと痛感したので,これから更にその能力を伸ばしていきたいと思えるよい機会となりました.

ECCの時にも感じましたが,現在は「ネットワーク」や「大規模システム」といったキーワードが世界中で注目されています.
私もこの流れに乗っていけるような研究を進めていきたいです.

また,発表後の議論やBanquetにおいて様々な人と交流でき,今後も議論できる世界中の知り合いができました.
このことが,国際学会に参加して最も良かった点だと感じています.
この経験を活かして,今後も研究を続けていきたいです.

次回のMTNSは2018年7月16日-20日に香港で行なわれる予定です.

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