9月27日(月)~29日(水)に大阪のホテルコスモスクエア国際交流センターでSICE第39回制御理論シンポジウムが開催されました。
 初日の夜に制御理論部会特別企画「制御理論研究のさらなる発展のために~SICE学会でのお仕事(学会活動)~」というパネルディスカッションが開かれました。私は制御部門長という立場でパネラーになり,学会でのいろいろな役職について個人的な観点から紹介しました。特に,学会活動はボランティアと give & take で成立していることを強調しました。なお,パネルディスカッションの写真は大須賀先生(阪大)に撮っていただきました。

 制御理論シンポジウムは SICE 制御理論の中心的なシンポジウムです。40年近くにわたって発表件数は100件前後を維持し,しかも若手研究者が多数参加する活気がある講演大会です。

 足立研からはM1の式守君とOBの大明さんがつぎの題目で学会発表を行いました。

 □ 式守,足立:移動ホライズン推定を用いた部分空間法による異常検出法
 □ 大明,足立:シリアル2リンク2慣性系の非干渉化同定法 - 非線形干渉トルク計算に用いる慣性モーメントの同時推定 -

 来年は,同じ時期に葉山の湘南国際村にある IPC 国際交流センターで開催される予定です。