遅くなりましたが、2月3,4日に行われた卒論発表会についてB4高橋が報告します。
 卒論発表会では、物情4年生が2部屋に分かれ、1年間研究してきたことについて5分間のプレゼンを行います。プレゼンを終えた学生は、その後各部屋6人くらいずつに分かれ、ポスターセッションを行います。
 プレゼン発表では、物情の学生約60人と10人ほどの先生方に加えて、各研究室のメンバー(先輩など)や物情3年生も数人見に来るので、約100人ほどの前で発表することになります。ほとんどの人はここまで大人数の前で発表することは初めてだと思うので、緊張感が漂います。ポスターセッションでは、各部屋を担当する先生方(5人程度)が順番にポスターを回り、先生と学生の1対1で質疑応答を行います。 
 さてここからは、卒論発表会に向けて足立研の学生がどのように準備してきたかについて述べたいと思います。まずは、12月末頃から徐々に卒論執筆に取りかかります。1月に入るとすぐにレジュメ(A4用紙1枚)を作成し、複数回添削を受けた後提出します。提出し終わると今度はポスターとプレゼン作成、さらにその合間をぬって卒論執筆と、スケジュールが慌ただしくなります。
 足立研では毎月の中間発表で資料をまとめるので、卒論執筆については提出直前になって焦ることはあまりありません。ただ、1年間やってきたことを5分間という短いプレゼンにどのようにまとめるのか、またポスターの構成をどうするのか、ということに皆苦労しました。しかし、足立研では研究室での練習時に先輩方がまとめ方や内容について色々指摘、アドバイスして下さり、また直前まで足立先生の厳しいチェックが入るので、最終的にはかなり完成度の高いものが出来ると思います。
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 今年度,物理情報工学科では120名の卒論発表が行われましたが,その中から特に優秀な研究を行った3名に物理情報工学科主任賞が贈られることが決まり,足立研の高橋知子さんがその中の1名に選ばれました。卒論題目は「酵母のセルサイクルにおけるタンパク質ネットワークの推定」でした。大変おめでとうございます。この研究は,東剛人准教授(宇都宮大学)との共同研究によるものであり,東先生にも大変お世話になりました。ありがとうございました。
 足立研からは昨年の上間君に続いて2年連続主任賞の受賞者が出て,大変嬉しく思います。なお,昨年9月のプレゼン発表会の優秀発表賞の竹中君と共に,高橋さんは3月23日午後の学科卒業式で表彰されます。【足立記】