3月3日~6日に広島大学総合科学部(東広島市)で計測自動制御学会第9回制御部門大会が開催されました。
 足立研からは3名が参加し,つぎの2件の研究発表を行いました。
 ・ 大明,足立:シリアル2リンク2慣性系の非干渉化同定 - 閉ループ要素を考慮した精度評価 -

 ・ 高橋,東(宇都宮大学),足立:周期信号に対する時変システム同定法に基づく酵母の細胞分裂ネットワークの推定
 大明さんは「同定・推定」セッションで,高橋さんは「細胞内現象のシステムと制御」 というオーガナイズドセッションで発表しました。高橋さんは4年生での発表にもかかわらず,落ち着いて発表することができました。

 全体では250名以上の参加者があり,盛会でした。実行委員長の佐伯先生,幹事の増淵先生ほか実行委員会の皆さん,大変ご苦労様でした。最終日の3月6日は広島大学入試の合格発表日であり,アメフト部の学生が合格した受験生を胴上げしていました。
 来年私は制御部門長で,第10回制御部門大会は3月17~19日(予定)に熊本で開催される予定です。例年より,2週間開催時期を遅くしましたので,ご注意ください。

 なお,制御部門のもう一つの重要な行事である制御理論シンポジウムは,2009年9月14日(月)~16日(水)にコスモスクウェア国際交流センター(大阪)で開催されます。こちらにも奮ってご参加ください。

小2~4まで広島市内に住んでいたので,講演会の合間に昔と同じ宮島口行きの市電に乗って,当時通っていた古田小学校を訪れました。この小学校は明治6年6月6日に開校した非常に歴史のある小学校です。小学校近くの風景は変わってしまっていましたが,市電(トラム)がある街並みはヨーロッパのようで懐かしい風景でした。