遅くなりましたが、7月5~9日にかけて行われたMTNS2010について、M2高橋が報告します。
 今年のMTNSはハンガリーの首都ブダペストで開催されました。私は学会初日の7月5日に発表を行いました。発表論文は、
Noriko Takahashi, Takehito Azuma, and Shuichi Adachi : Estimation of Protein Networks for Cell Cycle in Yeast Based on Least Squares Method Using Periodic Signals
でした。国際学会では皆私服で発表されていたのが新鮮でした。私はスーツで発表する予定でしたが、乗り継ぎ便の影響でブダペスト空港に荷物が届かなかったため、結局私服で発表しました。質疑応答も終わった時はほっとしました。

三日目には、学会のoptional tourとしてcaving tourに参加しました。日本で言う鍾乳洞の散策のようなものだと思っていましたが、”crawl, climb, scramble, not walking”と説明され通り、洞窟の中を匍匐前進するなど、なかなかきついツアーでした。二時間半にわたるツアーでしたが、無事に終わった時は何とも言えない達成感を味わうことができました。


 ハンガリーはヨーロッパ観光としてはメジャーな国ではありませんが、歴史を感じる王宮や国立美術館などがあり、お薦めしたい国です。今回の学会では、baggage lostや乗り継ぎのフランクフルトでの全力ダッシュなど、発表以外のところでいくつかトラブルがありましたが、それらを含めて良い経験となりました。