9月18日(土)に物理情報工学科4年生のプレゼン技法発表会が行われました。
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 プレゼン技法発表会についてB4の伊藤まゆ美と川口貴弘が報告します。

 物理情報工学科の4年では春学期必修科目として「プレゼンテーション技法」があり,その最終課題として9月に自分の卒業研究の進捗状況についてプレゼン発表をします。1グループ20人程度の6会場に分かれ,1人10分スライドを用いて口頭発表をします。そのあと5分間の質疑応答があり,発表者は先生方(1会場に3~4人)から研究内容についてさまざまな質問をされます。

 研究室配属から約半年間すすめてきた研究を初めて他の研究室の学生と先生に披露する機会であり,学生にとってはお互い取り組んでいるさまざまな研究を知ることができるので良い刺激となります。

 以下,今年の足立研B4学生がどのように発表会に向けて準備していたかを述べます。

 8月30日のB4・M2の足立研中間発表が終わってから,まずレジュメ作りに取りかかりました。レジュメには,半年間自分が行ってきた研究について書きます。このレジュメは A4 一枚にまとめなければいけないので,何を書くかよく吟味しなければなりません。まず自分で書いてみて,先輩方と足立先生にチェックしてもらい書き直す,これを繰り返してレジュメを完成させていきました。図や式を入れると書く内容を削らなければならず、苦労していた人が多かったです。レジュメをだいたい完成させてから,パワーポイントでスライド作りに取り掛かりました。

 9月13~15日には足立研合宿があり,ここで B4 はプレゼン発表の練習を行います。先輩や先生からの鋭い質問,アドバイスをいただき、非常に良い練習となりました。合宿から帰ってきたあと,前日までスライドやレジュメの修正をして,発表会本番に臨みました。例年は8月中旬から準備にとりかかっているようですが,今年の B4 は9月から始めたこともあり9月はハードスケジュールでした。

 今回プレゼン発表を経験して,改めて自分の考えを言葉で表現し周りに理解してもらう難しさを感じました。この経験をぜひ今後の研究生活に活かしていきたいと思います。
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 6会場それぞれでベストプレゼンターが選出されます。足立研から伊藤さんと川口君の2名がベストプレゼンターに選ばれました。おめでとうございます。一度に2名ベストプレゼンターに選ばれたのは足立研としては初めてのことです。
 自分の研究室の学生が発表する会場には指導教員は審査員として入れないので,足立研学生がどのような発表を本番で行ったかどうかわからないのですが,他の先生や足立研大学院生の話を聞くと,他の4年生もきちんと発表できたようです。この調子で卒業研究,頑張ってください。【足立記】