10月29日金曜日三限に慶應義塾大学理工学部ソフトボール大会 Aブロック4回戦(準決勝)が行われました。試合結果についてB4の伊藤が報告いたします。
 対戦相手は応用化学科の寺坂研のチーム「@寺坂」、私たちは足立研・山本研合同チーム「VFF」として出場しました。ちなみに VFF とは Variable Forgetting Factor(可変忘却要素)の略で,システム同定理論のマイナーな専門用語です。もしも興味のある人がいたら,「モデリングと制御」の教科書「システム同定の基礎」の176ページをご覧ください。

 九月までの猛暑から一点して冬のような寒さと曇り空のなか、試合は始まりました。
 一回表、相手のフォアボールにも助けられ、いきなりノーアウト満塁のチャンス。山本研の西沢さんの絶妙なコースに伸びたヒットで一気に三得点。その後も三点が入り、一回表で計六点と好調な滑り出しで試合がはじまりました。
 そしてどんよりした空とは裏腹に向井さんの最高のピッチング、相手はなかなか打てないようでした。
守備では、一塁の城殿さんのナイスキャッチの連続や、山本研武田さんのファインプレーをはじめ、守備全員の見事なコンビネーションにより最後まで一失点に抑えることができました。
 向井さんの力の込めた最後の投球を捕手の川口君がしっかり受け止め、試合終了。結果は18-1で見事勝利することができました。

 また、今回の試合では足立研女子全員、さらに秘書の斉藤さんと足立先生が来てくださり、総出の応援で非常に盛り上がりました。試合終了後、最初は寒がっていたのに握りしめていた手には汗をかいていました。

 次はいよいよ決勝戦です。相手はかなり強敵だと思いますが、ぜひこの調子でどんどん攻めていきましょう。