4月から現在までの足立研での生活をB4が報告します。
足立研に配属されて1ヶ月半が経ちましたが、優しく優秀な先生や先輩方に恵まれて充実した研究室生活を送っています。これまでに主に行ってきた事を簡単に紹介してみたいと思います。

1. 洋書輪講
洋書輪講では、B4とM1学生を中心に制御工学に関する洋書を用いて、英語および制御の基礎を勉強しています。各自予習をしておき、1文ずつ順番に読んでいくスタイルで、数学や制御分野で用いられる技術英語を身につけることができます。難解な文章や練習問題には皆で知恵を出し合って取り組んでいます。

2. 導入実験
1ヶ月間続けてきた導入実験が先日の中間発表を以て終わりました。導入実験とは、これからの研究生活において欠かすことのできない LaTeX や MATLAB の使用方法を学ぶことを目的とした実験です。
今年の導入実験では、e-nuvo Wheel や RoboCar といったロボットを用いて、各自の設定したテーマに基づいて実験を行い、3年までの授業で学んできた制御やシステム同定の知識を活用して成果を論文形式でまとめました。授業や輪講の合間を縫ってみんなで準備を進めていき、先輩やPoD.の丸田さんにたくさんの助言を頂きながらなんとか完成させることができました。研究室内での発表は初めてなので、緊張して上手な発表ができず、レポートの内容も至らぬところがたくさんあったが、先生や先輩方に多くのアドバイスを頂いたので、これからの研究生活でどんどんそれらを活かし、成長していきたいと思っています。

このような感じで足立研は活動しています。少しでも足立研に興味のある物情3年生の方、いつでも気軽に見学にいらしてください。

※ 写真は導入実験で使用した RoboCar(ZMP社)です。

※※ 例年は3月23日の卒業式の翌日から洋書輪講を始めるのですが,今年は震災の影響で4月に入ってから洋書輪講を始めました。