大阪大学で開かれたシステム制御情報学会の SCI’11 に参加しました。
震災以来,関東地方ではほとんど学会が開かれていなかったので,久しぶりの学会参加でした。天気も心地よく,爽やかな気候でした。足立研からは,M1の東條君がつぎの発表を行いました。
・城殿敦嗣,東條芳明,等々力圭史,足立修一:放射状量子化に基づく Just-In-Time 法による非線形システムのモデリング

足立研セミナーでご講演していただいた杉江教授(京都大学)がシステム制御情報学会の会長に就任されました。

十数年前までは5月下旬にSICEの制御理論シンポジウムが,泊まり込みで八王子や三田(兵庫県)の大学セミナーハウスや支笏湖の国民休暇村などで開催されていました。気持のよい季節の中で,泊まり込みで開かれる学会は,非常に実りの多いものだったと思います。しかし,最近は大学の学期中の平日に学会を開くことがほとんど難しい状態になっています。古き良き時代のように簡単に講義を休講にできないからです。その結果,真夏の暑い時期や土日に学会を開くことが多くなってきました。
個人的には昔のように季節のよいシーズンに学会が開けるような余裕を,大学人が作っていかなければならないと思っています。