5月26日~29日まで世田谷区砧の NHK 技研で 技研公開 2011 が行われています。
足立研究室では,NHK技研と頭部伝達関数の同定問題について共同研究させていただいています。これは人間が音をどのようにして聞いているかの数学モデルを構築する研究です。技研公開では「22.2マルチチャンネル音響再生技術」という展示で,テレビのパネルに配置されたスピーカしか用いることなしで,ヘリコプターの音を左右や後ろから聞こえるようなデモをしていました。これはいろいろな信号処理技術の成果なのですが,そのなかでも頭部伝達関数は利用されています。