科学技術振興機構(JST)研究開発戦略センター(CRDS)主催の科学技術シンポジウム「システム構築による重要課題の解決に向けて ~システム科学技術の推進方策に関する戦略提言~」がスクワール麹町(四ツ谷駅前)で行われました。

大学,研究機関,企業などさまざまな分野から多数の方(おそらく200名を超えていたでしょう)が集まりました。参加者の年齢層が少し高いかなというのが個人的な感想でしたが,それは社会的に地位のある人に関心を持ってもらえる内容のシンポジウムであったということなのだと思います。

「システム科学は社会とのコミュニケーションから」という言葉が印象的でした。システム科学は,理科系だけで閉じていてはいけない,いわゆる文理融合が必要な分野なのだと思います。

モデリングに関してもさまざまな有益なコメントを聞くことができました。3月16日に奈良で「モデル」に関する講演を頼まれているのですが,その参考になるシンポジウムでした。