2012年6月15日に大阪大学で行った大須賀公一教授との対話「 ”そもそも”のすゝめ 」のビデオを YouTube で公開しました。

当日は2時間くらい対話しましたが,いろいろカットして1時間18分のビデオにしてもらいました。それでも大学の授業のように長時間のビデオです。マイクなどの音響設備が悪く,またテレビ番組のように上手な編集作業を経ていない生のビデオなので,鑑賞に堪えられないかもしれません。低評価や negative なコメントが続くようだったら早々に撤収しようと思っています。

「足立研セミナー番外編」として keiochannel にビデオ を置きました。

いつもいろいろ教えていただいている廣田幸嗣氏から,「対話」の重要性をお聞きしました。

ギリシャの昔から,言葉をやりとりする対話(dia-logos)が学問の基礎であると考えられています。
日本の授業は通常言葉の集まり(cata-logos:カタログ)を一人で話す(mono-logos:モノローグ) です。これからの若者には,いろいろな場面で対話を見せて,そしてやらせることが,論理力(logic) 発想力(ana-logos)の育成に役立つと信じています。 
      (private communication from Hirota-sensei)

これまでこのビデオを宣伝することをためらっていました。しかし,「対話」の重要性に後押ししてもらって足立研ブログで紹介しました。

つぎは,大須賀先生に慶大に来ていただき,「対話による制御学 [2]」を開催したいと思っています。

最近,「コミュニュケーション能力」が就活などで問われることが多いですが,コミュニュケーション能力よりは,「対話力」と言ったほうが私はかっこいいなと思っています。