ふとしたきっかけで今年の春から JASMINE 計画 に関係するようになりました。

これは天の川銀河の中心部の地図を描くための「赤外線位置天文観測衛星」に関するプロジェクトで,国立天文台の郷田教授,京都大学理学研究科の山田博士,東京大学の中須賀教授(先日,足立研セミナーで講演)などが推進しているものです。

今日の午後,郷田先生と山田先生,そしてIBM 東京基礎研の担当者の人たちと慶大でミーティングを行いました。私は天文に関してはまったくの素人ですが,「システム同定」はこのプロジェクトでもキーテクノロジーの一つです。

郷田先生から,「ダークマスターとは何か ~天の川銀河探査で挑む宇宙論最大の謎」という著書をサイン入りでいただきました。著者から直々に著書をいただけることは大変幸せなことです。

なお,小野助教は東大中須賀研究室時代にこのJASMINE計画の初期に関係していたそうで,今日のミーティングにも参加してくれました。