DSC05153a私は古典的な教員なので,授業は基本的に板書と決めている。

最先端の授業をする先生から見たらダサい授業をしていると思われるかもしれない。

黒板に数式の導出や,図面を描きながら説明するスタイルの授業を25年くらい続けている。パワーポイントなどのスライドを使ったほうが,美しい図面やビデオを使えるが,スライドを使った授業では,ついつい説明のスピードが速くなって,学生の理解のスピードを上回ってしまう。映画館状態になってしまうので,学生も睡眠しやすくなる。

いろいろな装置が発達しても,教員と学生が Face-to-Face で,黒板を使った授業が,もっとも贅沢で,理想的な授業だと私は信じている。そして,できれば少人数(30名以下)が望ましい。

さらに,私の場合,ホワイトボードではダメで,黒板でなくてはいけない。
ホワイトボードのほうが衛生的な感じがするが,マーカーがかすれていたり,薄くなっていると,それだけで気合が入らなくなる。ホワイトボードしかない場合には,私はマイペンを持参することにしている。

黒板の場合,チョークの選定が重要だ。われわれの学科では,Hagoromo のチョークを学科事務室に常備している。この質の高いチョークはすばらしく,これを使うと,ほかのチョークは使えなくなる。

4月30日(木)に放映された NHK 番組 「所さん!大変ですよ」 の 「文房具“爆買い”騒動の謎」 を見て驚いた。このチョークを作っている「羽衣文具」が3月末で廃業したことが取り上げられていた。

Hagoromo のチョークが使えなくなったら,どうしたよいのだろうか?
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