entrance宇都宮大学足立研 OB の佐野 久さん(Honda R&D Americas)からオハイオ通信 [8] が届きました。

なお,佐野さんの一時帰国に合わせて,足立研セミナーで8月24日に「振動・音響工学の基礎と制御工学との共通性」という題目で講演していただきます。お時間と興味のある方はこちらにもぜひご参加ください。

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7月19日日曜日に,Ohio 州 Toledo 市にある Highland Meadows Golf Club で行われたLPGA(Ladies Professional Golf Association)Marathon Classic を観戦しに行ってきた。初めての女子プロゴルフ観戦である。

Toledo(トレドではなくトリードと発音,リにアクセント)市は,私が住む Columbus 市から北に向かってクルマで片道2時間半,ミシガン州との州境にある都市である。また,Marathonは,Marathon Petroleum Corporation という Ohio州Findlay 市に本社を置くアメリカの石油会社で,本大会のメインスポンサー。Ohio 州には Marathon のガソリンスタンドがたくさんある。

目的の一番目は,宮里藍選手(以下プロ選手の敬称は略)を間近で見ること,次に LPGA トップクラスの Stacy Lewis(アメリカ), Lydia Ko(ニュージーランド),Inbee Park(韓国)を見ることであった。Stacy Lewis は Marathon の契約選手で,いつも彼女のポロシャツの胸には,Marathon のロゴが入っている。日本の女子プロからは,宮里藍に加えて宮里美香,横峯さくら,野村敏京が出場していた。

日本にいてゴルフをやらなかったときから,宮里藍は有名だったので,名前は知っていた。2009年にアメリカに来てゴルフをやるようになり,Golf Channel という NBC 系の24時間ゴルフだけ放映するテレビ番組を見るようになった。2010年は,日本人の男子女子プロを通じて,宮里藍は全米ゴルフで優勝含め大活躍していたので,よく放映された。アメリカで宮里藍が活躍している姿を TV で見ると,とてもうれしかった。Golf Channelをつけっぱなしにしていても,Ai Miyazato という名前がテレビから聞こえると,すぐにテレビの前へ行き,応援したものであった。以来,宮里藍のファンである。

前日の土曜日に,Marathon Classic に宮里藍が来ていることを,週末の社内ゴルフトーナメント中に,仲間の一人が教えてくれた。Toledoに行けば,本物の宮里藍を間近で見ることができる,クルマで2時間半ならさして苦ではない,一日券は20ドル,ならば明日見に行くか,と急きょ観戦を決めた。

トーナメント最終日の日曜日の Toledo は晴れ,気温25~28℃。暑いが日本より湿度が低いから快適だ。Ohio の厳しい冬の気候のことはすっかり忘れてしまう。会場内は,Memorial Tournament よりも混雑は少なく,ゆったりと観戦できた。

宮里藍はテレビで見るよりずっと小柄であった。でもテレビで見る以上にかわいい。もう本物を見ることができただけで感動。Tee Ground では,本当に目の前で彼女のプレーを見ることができた。ゆったりしたスイングから打ち出されるボールは,とても迫力がある。あんなに小柄なのに,ドライバーショットは250ヤード近く飛んでいて,かつ正確。さすがプロである。私はどんなにがんばっても220ヤードが最大飛距離,しかもコントロールが定まらない。

彼女の下半身に注目すると,太ももが太く,かつ筋肉質であることに気付いた。そして,宮里藍以外の女子プロも観察してみると,皆太ももが太く,筋肉質であることがわかった。これが飛距離を支えている要素のひとつであろう。テレビでは皆スマートに見えるから,この事実に気付かなかった。ゴルフプレーは,歩いてラウンドしても太ももは太くならないから,皆筋トレしているに違いない。男子プロは長ズボンを着用しているから,今まで太ももの太さに関して考えたことはなかった。

宮里藍のグループが18ホールを終了。すると,サインをもらえそうな機会があることが,まわりの雰囲気からわかった。選手たちが18番ホールからクラブハウスに向かう道の途中に,ファンがサイン帳とペンを持って列をつくり始めたからである。Memorial Tournamentではトーナメント本番開催中,サインをもらうことは禁止されていたので,これはラッキーであった。おじさんの私も,他のファンと同様,列に並び,帽子を持って待つことにした。

待つことしばし,宮里藍が登場,皆にサインをし始めた。最終日のプレー終了後で疲れているにも関わらず,笑顔で対応している姿に感動。
小さなこどもには,今日自分が使っていた手袋をプレゼントするサービス。疲れていても,調子が悪くても,笑顔でファンに対応する姿は,Phil Mickelsonと共通している。彼女は本当にプロフェッショナルだと思った。

そして自分の番。少しドキドキしながら,帽子にサインをしてもらうことができた。いやー,年甲斐もなくうれしくて感動。藍ちゃん(うれしくて以下は藍ちゃんと表記),本当にありがとう。今日は来た甲斐があった,と大満足。

優勝は,二人の韓国選手Chella Choi,Ha Na Jangの争いになった。14アンダーの同点だったので,プレーオフが行われ,それを制したChella Choi(韓国)が優勝。

女子プロ観戦は,男子プロのそれと違って,以下の点が楽しい。
・飛距離が,われわれ男子のアマチュアウィークエンドプレーヤーに近い分,身近に感じるし,見ていて学ぶことが多い。男子プロの飛距離は別次元である。
・スカートや短パンのゴルフウエアであることも含め,見ていて華やかに感じる。安いチケット料金で,プロ選手のプレーを目の前で気軽に観戦できるアメリカのゴルフ環境に,改めてすばらしさを感じた。

この日は,藍ちゃんに会えてプレーを間近で見られたことに感動,プレー後の彼女のプロフェッショナルな行動に感動,そして藍ちゃんのサインをもらえたことに感動。藍ちゃんに3回も感動させてもらいました。

写真はトーナメント最終日パンフレット,会場入り口,藍ちゃんのサイン風景,藍ちゃんのサインにご満悦な筆者。

Giving autograph to fanAi Miyazato AutographMarathon Classic 2015 Cover (567x640)

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