新日鐵住金 尼崎研究開発センターで開かれた日本鉄鋼協会 計測・制御・システム工学部会 制御フォーラムの「圧縮センシングとスパースモデリング」に参加しました。

私が制御フォーラムに関係していたのは宇都宮大学のときですから,10年以上前のことです。久しぶりに参加したので,主要メンバーはほとんど変わっていました。しかし,鉄鋼業界の懐かしい方にもお会いすることができました。

フォーラムでは,つぎの3件のご発表がありました(いずれも敬称略)。

  • 林 和則(京大):圧縮センシングの基礎とその通信応用
  • 永原正章(北九州市立大):動的スパースモデリングによる省エネルギー制御
  • 小西克巳(工学院大):行列ランク最小化による信号修復とシステム同定への応用

どのご講演も大変興味深いものでした。
足立研で興味をもって取り組んでいる研究テーマに非常に近いご発表ばかりでした。

永原先生と小西先生は,SICEで新たに始めた研究会「モデルベースト制御における機械学習とダイナミクスの融合」(通称,DML研究会)のメンバーでもあります。

ただ,今回はメンバーでもない私がフォーラムに参加させていただいたので,いつものように講演などの風景を写真を撮ることは控えました。そのため,残念ながらフォーラムのときの写真はありません。

今回の関西出張では,途中の関ケ原付近の大雪のため,新幹線は遅延しました。しかし,3時間弱の間に,晴れの東京,素晴らしい富士山,雪の関ケ原など,さまざまな風景を楽しむことができました。