8月27~30日に米国のハワイ島で開催された IEEE Conference on Control Technology and Applications (CCTA2017)について M2森とM1八田羽が報告いたします.

CCTA は今回が初開催の IEEE の制御の応用分野における国際会議です.今回,足立研からは足立教授,D3川口,D2橋本,M2森,M1八田羽の5名が参加し,川口,森,八田羽の3名が下記の題目で発表を行いました.

・T. Kawaguchi, M. Inoue, I. Maruta, and S. Adachi: System Identification and State Estimation under Lebesgue Sampling: Use of Inter-Sample Information

・S. Mori, M. Inoue, K. Matsui, and S. Adachi: Stable Inversion Design for Binaural Reproduction Over Loudspeakers

・K. Hattaha, M. Inoue, T. Kawaguchi, K. Osamura, and S. Adachi: State-Of-Charge Estimation of Rechargeable Battery with Hysteresis Characteristics Using Robust Gain-Scheduled Observer

森,八田羽は初の国際会議における英語発表でした.そのため,発表時は非常に緊張しましたが,練習の成果から無事に発表を終えることができました.また,セッション会場には多くの聴講者に来ていただくことができ,発表後には声をかけてくださる方もいらっしゃいました.

特に八田羽の発表には電池の充電率推定の第一人者である Gregory Plett 先生も聴講にいらしてくださり質問も頂きました.このよう有名な方に興味をもって頂けたことで,今後の研究に対するモチベーションを高めることができました.不慣れな英語ではありましたが,発表内容についてディスカッションを行うことができ,非常に有意義な経験を積ませて頂きました.今回の発表に至るまでに,多くの支援をしてくださった方々にこの場を借りてお礼申し上げます.

また,学会のバンケットやホテル周辺のレストランでさまざまな料理を食べたり,学会の合間にハワイ島を観光したりと,ハワイの文化を味わうこともできました.4泊の滞在期間でオンオフともに充実した時間を過ごせたように思います.

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物情出身の古賀朱門君(現在,UC San Diego の博士課程に在学中)も参加しました。また,慶應の大先輩の富塚誠義先生(University of California, Berkeley)ともお会いすることができ,非常に有意義な国際会議でした。

なお,来年の CCTA2018 は 2018年8月21~24日にデンマークのコペンハーゲンで開催予定です(足立記).