京都大学北部キャンパスにある益川ホールで開かれた「第7回 可視赤外線観測装置技術ワークショップ 2017」に,入部正継先生(大阪電気通信大)のご紹介で招待していただき,講演しました。

講演題目は「カルマンフィルタ入門」でした。

まったく未知の分野で,どのような聴衆かわからず準備しましたが,講演会場の京大益川ホール(あのノーベル賞の益川先生を記念したホールです)に入ってみると,どうやら理学系のかたと工学系のかたが融合した分野のようです。

発表プログラムを見るかぎり,私はアウェイな感じだったのですが,聴衆の多くの方は私の講演を熱心に聞いてくださいました。世話人の栗田光樹夫先生(京大)にお話を伺うと,拙著「カルマンフィルタの基礎」を読んだ方もいるようで,この分野でもカルマンフィルタのニーズがあることがわかり,収穫でした。

今週,私は喉の調子が最悪で,ひどい声での講演で,聴衆のみなさまにはお聞き苦しかったことだと思います。

栗田先生,入部先生,大変お世話になりました。