福井大学の小原敦美教授のお世話になり,福井大学大学院で二日間,集中講義をしました。

講義名は「電気・電子工学特別講義第二」で,「カルマンフィルタの基礎」について4コマ(計6時間)講義しました。

受講生は25名で,電気電子だけでなく機械の学生も聴講してくれました。気持ちよく講義させていただきましたが,いつものことですが,授業の進度が遅く,予定していた内容の 2/3 くらいしか講義できませんでした。しかし,数名の学生は熱心に質問してくれました。また,私の「カルマンフィルタの基礎」の本を持っていた学生がおり,お願いされたので,ひさしぶりに本にサインをしてしまいました。

学生だけでなく,小原教授と機械の鞍谷教授も6時間すべて熱心に受講してくださり,大変ありがたかったです。

受講されたみなさん,大変ご苦労様でした。

お世話してくださった小原教授は30年来の友人で,今回,福井大学を訪問する機会を作っていただいたことに感謝します。

そして,16年ぶりの福井大学訪問でした。前回は,SICE理事をしていたときで,福井大学で2003年に開催されたSICE Annual conference の会場の下見のための訪問でした。

夜は地元の寿司屋で「のどぐろ」の焼き物をいただき,美味でした。

講義のあと,福井藩主 松平家の別邸だった養浩館庭園を見学しました。関東同様,猛暑の福井でしたが,素晴らしい庭園では心なしか気温が少しだけ低く感じられました。