SICE Annual Conference 2018 が奈良春日野国際フォーラムで開かれました。

足立研からは3件の論文を,平野君(M2),八田羽君(M2),そして橋本君(KTH)が発表しました。

  • Masato Hirano, Kazumune Hashimoto, Fumimaru Nakagawa, Tetsuya Ido, Yuko Hanado, and Shuichi Adachi: Anomaly detection of atomic clocks using L1-norm optimization, SICE Annual Conference 2018, Nara, Japan (13 September, 2018)
  • Kenichi Hattaha, Kazumune Hashimoto, Masaki Inoue, Shuichi Adachi, Masaki Ueno, Yujiro Tsutsumi, and Hirokazu Toyoshima: Output reachablity analysis for nonlinear system with uncertain parameters and its application to turbocharged system in automotive engines, SICE Annual Conference 2018, Nara, Japan (13 September, 2018)
  • Kazumune Hashimoto, Shuichi Adachi, and Dimos V.Dimarogonas: Synthesizing a communication plan for achieving reachability and safety, SICE Annual Conference 2018, Nara, Japan (14 September, 2018)
  • 今回の会場である奈良春日野国際フォーラムでは2010年9月に IFAC 18th Symposium on Automatic Control in Aerospace(中須賀先生が実行委員長)が開催され,8年ぶりの訪問でした。東大寺の隣にあり,庭が素敵なとても素晴らしい会場でした。

    学会開催中に行われた2018年度計測自動制御学会賞贈呈式では,足立研9期の阿部君と浦田君がともに論文賞を受賞し,とてもうれしい記憶に残る学会になりました。特に,阿部君は「論文賞・武田賞」という栄誉ある賞を受賞しました。

    ホテル日航奈良で開かれた Banquet もとても素晴らしいものでした。今回の学会にはおそらく600名以上の参加者があり,そのうち半数以上が Banquet に参加したのではないでしょうか。

    実行委員長の藤崎先生(阪大),実行委員の加嶋先生(京大),丸田先生(京大)をはじめとする実行委員のみなさま,本当にご苦労様でした。とても素晴らしい学会でした。

    SICE Annual Conference はすべて英語で発表する国際化された講演大会であると同時に,計測自動制御学会にとっては大切な「年会」でもあります。SICE AC に出席すると,ふだんお会いできない方々と再会でき,私は参加することをとても楽しみにしています。今回も,北森先生,山崎先生(ともに東大名誉教授),池田先生(阪大)をはじめとする計測・制御のレジェンドたちとお会いできて,お話しできたこと,とても貴重でした。

    なお,来年の SICE2019 は2019年9月10~13日に広島大学東千田キャンパス(広島市内!)で開催される予定です。
    そして,再来年はタイで開催されると聞いています。