計測自動制御学会(SICE)で私が主査をしている「モデルベースト制御における機械学習とダイナミクスの融合 調査研究会」(略称:DML 研究会)の最終報告会を慶大三田キャンパスで開きました。

2年間にわたる活動を締めくくるイベントで,会場には100名近い聴衆が集まりました。

昨日まで三田祭で熱気にあふれていた三田キャンパスの東館8階の東館ホールを使って講演会を行い,技術交流会は北館のファカルティクラブを利用しました。

12名の素晴らしい研究者たちが,たった15分の持ち時間を使って熱心に講演してくださいました。15分の講演時間だけのために日本各地から集まっていただけたこと,なんと贅沢なことでしょうか。学会などでは学生さんが一所懸命研究発表をしてくれますが,先生自らが研究を語ってくれると本当に何を考えているのかよくわかります。また,講演者のみなさんの研究が楽しくてたまらない様子を見ると,研究者はこうでなければと思います。ときにはこのようなタイプの研究会もよいでしょう。

プログラムなどはこちらをご覧ください。

私が取りまとめたDML研究会はこれで終了し,来年1月からは加嶋先生(京大)が主査,丸田先生(京大)が副主査になってDML2が始まります。いままで以上にDML2をどうかよろしくお願いします。

DML2乞うご期待です。