長年,リチウムイオン二次電池の状態推定について共同研究を続けているマレリの実験研究センター(栃木県佐野市)を見学しました。久しぶりの佐野訪問でした。

私がマレリの前身であるカルソニック・カンセイと共同研究を始めたのは,まだ私が宇都宮大学に在籍していた2004年でした。その当時は,佐野事業所と宇都宮大学で交互に共同研究ミーティングをしていました。担当してくださったカルソニック・カンセイの廣田さん(『バッテリマネジメント工学』の共同編集者,著者)は美食家なので,ミーティングのときには,毎回おいしいランチを食べるのが常でした。

私が慶大に異動後の2007年にリチウムイオン電池の状態推定の共同研究をはじめました。まだ電気自動車は販売されておらず,研究段階でした。廣田さんの先見性のおかげで時代の波に乗ることができました。15年経過した現在もこの共同研究は継続されています。丸田准教授(京都大学),川口助教(群馬大学)といった強力メンバーがこの共同研究メンバーに加わっていることが大きな強みです。これまでもさまざまな成果を生み出してきました。そして,現在もチャレンジングな新しい研究テーマに取り組んでいますが,私がこのプロジェクトに関われるのも今年度で最後です。

今年度は,これまで長年にわたって継続してきたさまざまな企業との共同研究の幕を下ろさなければなりません。

今日は,佐野で久しぶりに本格的な工場見学をさせていただきました。電池の実験装置,風洞実験装置,検査装置などを見学し,大満足でした。その後,対面で2時間の研究ミーティングを行いました。やはり対面ミーティングはいいですね。

そして,お昼は佐野ラーメンと大きな餃子を楽しみました。