6月10日に「電気自動車の制御システム ~電池・モータ・エコ技術~」という本を出版した。この本は,大学の講義で使うような教科書ではなく技術書(実用書)であること,単著を基本としている私としては珍しく4名の共著であることなど,これまで出版した本とは性格が異なる本だ。
 執筆していたときにはそれほど意識していたなかった「電気自動車」という単語が,ここにきて毎日のように新聞の紙面を飾るようになってきた。出版のタイミングと世の中の関心が偶然一致した運のよい本である。
 教科書ではないので,この本は書店の店頭で購入か,あるいはamazon.comのようなインターネット販売で購入がほとんどになるだろう。毎日,気になってamazonのランキング(ベストセラーの順位)を見ている。6月13日10amすぎに,966位という最高のランキングを記録し,その後も1000~3000位くらいを行ったり来たりしている。私がこれまで執筆した本の場合には,3万位~20万位くらいが通常のランキングで,全然売れていない本は100万位以下であることを考えると,3ケタの順位というのはとても凄い数字で素直に嬉しい。もちろんamazonでのランキングがたとえ上位であっても,トータルで見れば,われわれの本がそれほど売れているわけではないことはよくわかっているのだが…

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