講演者
川口 貴弘 博士(群馬大学大学院 理工学府 電子情報部門 助教)
講演日時
2020年5月27日(水) 16:30~18:00
講演場所
WebEx
講演概要
不安定システムを同定する場合,制御器を付加した状態で同定を行う閉ループ同定が行われる.閉ループ同定法は直接法と間接法に大きく二分されるが,直接法は雑音モデルの構造が既知の場合にしか適用できないという問題点があった.一方で,近年提案された安定化予測誤差法と呼ばれる直接法は雑音モデルの構造が未知の場合にも適用可能であるという特徴をもつ.本講演では,安定化予測誤差法と種々の閉ループ同定法を比較することにより,安定化予測誤差法がうまく働く理由について考察し,間接法の一種の近似になっていることを紹介する.
# ご参加希望の方は,e-mailで足立宛(adachi[at]appi.keio.ac.jp)にご連絡ください。その際,できるだけ,ご所属の e-mail アドレスから送信してください。お名前,ご所属などの情報をお書きください。折り返し,ご参加の可否をご連絡いたします。
リンク
ブログ記事