講演者
佐藤 昌之 博士(宇宙航空研究開発機構(JAXA)航空技術部門 飛行技術研究ユニット)
講演日時
2016年11月30日(水)16:30~18:00
講演場所
創想館2階セミナールーム4 (14-204)
講演概要
ゲインスケジューリング (GS) 制御は,古くから用いられており,航空機の制御には欠かせない.しかし,古典的な GS 制御設計にはいくつものステップが必要であり,必ずしも見通しの良い設計法ではなかった.ここ10年の間に,線形行列不等式(Linear Matrix Inequality; LMI)を用いた GS 制御器設計法が発達し,実際のシステムへの適用の報告も増加している.本講演では,古典的な GS 制御器設計法と LMI による GS 制御器設計法を振り返り,それぞれの適用例である飛行制御器設計を通して,それぞれの特徴と適用する際の注意点を述べる.
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