講演者
丸田 一郎 准教授(京都大学大学院 工学研究科 航空宇宙工学専攻)
講演日時
2020年9月12日(土)12:45~13:45
講演場所
WebEx
講演概要
制御器の存在下で得られた入出力データからのモデル構築は閉ループシステム同定とよばれ,多くの研究がなされている.良いモデルを得るためのアプローチは大きく直接法と間接法にわけられ,間接法には制御器の情報が既知でなければならないという欠点があり,直接法にはノイズモデルを含んだ高次のシステムの同定が必要であるという欠点がある.本講演では講演者らが最近提案した安定化出力誤差法を紹介する.安定化出力誤差法は直接法と間接法の中間的な使い方が可能なシンプルな方法であり,これらの欠点を解消することが期待できる.
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