ケンブリッジ大学でお世話になった Prof Jan Maciejowski が書かれた Predictive Control with Constraints を管野正明博士とともに翻訳し,「モデル予測制御 -制約のもとでの最適制御-」という邦題で出版したのが2005年1月だった。 本書のような5000円を越える専門書は大学での教科書採用が難しいため,なかなか出版してもらえないのだが,東京電機大学出版局で快く引き受けていただき,大変感謝している。

翻訳本の出版から約3年が経ち,出版社から重版のお知らせが届いた。われわれ翻訳者は,初版が売れ残らなければよいなということだけを心配していたので,とても嬉しい知らせだった。この知らせを原著者の Jan に伝えたところ,原著(英語版)の出版部数と翻訳本の出版部数がほぼ同じくらいになったとのことだった。英語で書かれた本は全世界が市場なので,日本の市場の10倍以上あるのではないかと思っていたので,なんだか不思議な気分になった。日本では本当にモデル予測制御は人気があるんだね,と Jan がメールで言っていた。

「モデル予測制御 -制約のもとでの最適制御-」第2版は6月20日に発行される予定です。
なお,初版の正誤表はここにあります。

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